NUC5i5RYH(インテルミニパソコン)をレビュー!動きに安定感もあり、満足しています。

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1年ほど前に購入したパソコンについてご紹介しましょう。インテルのNUCシリーズでNUC5i5RYHです。
インテルから発売されているNUCシリーズの1つで、いわゆるベアボーンと言われる半完成品のパソコンですが、組み立てが非常に簡単で、メモリーの増設ができるくらいの知識があれば、十分に使用可能です。

NUC5i5RYH(インテルミニパソコン)の特徴

高性能超小型パソコン

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NUCの特徴は、まず、きわめて小さくまとめられたデスクトップパソコンであること。寸法11.5×11.5×5cm。片手の上にのせられるほどコンパクトです。
プロセッサーは第5世代インテルCore i5を搭載しておりますので、個人使用としては十分なスペックです。
実は音声入力ソフト「ドラゴンスピーチ」を使用する必要がありまして、ご存じの方はわかると思いますが、このソフトがかなり高スペックのパソコンでないと使えないのです。でも、このNUC5i5RYHであれば快適に使うことができます。

モニター裏に設置可能で、大画面一体型パソコンが完成

NUCシリーズには、付属品としてモニター裏に設置するためのプレートがついています。そこに付属のねじでとめれば、モニターと一体型のパソコンができあがります。また、リビングの大型テレビの裏に設置すれば、ネット、録画、ゲームなどを大画面で楽しめます。

大容量ストレージが搭載可能ですので、HDDデッキとしても力を発揮できるでしょう。4Kディスプレイもサポートしています。
しかもテレビ周りはすっきり。余計なラックなど必要ありません。

無線LAN、Bluetooth搭載で、パソコン周りがすっきり。

NUCではこのシリーズから、無線LANとBluetoothがデフォルトでセットされています。ですから、キーボードもマウスも無線が可能。無線LAN環境があれば、パソコンから出て行くコードは、電源と、モニターとつなぐためのHDMIのコードのみ。とてもすっきりしています。

スペックはお好み次第にアップ可能

NUC5i5RYHでは、ストレージとメモリーは自分で搭載しなければなりません。しかしそれ故に、スペックはかなり自由度があります。

M.2 SSDが搭載可能

M.2SSDが搭載可能になっています。最近は価格もかなり安くなっていますし、何よりこれをCドライブにすることで、起動が格段に速くなります。

大容量HDDもしくはSSD

2.5インチのストレージが搭載可能になっています。SSDであれば当然スピードも速くなりますが、大容量のものはまだ価格が高いのが現実。しかしHDDであれば2TBでも余裕で1万円を切ってきます。使っているうちに容量が足りなくなり、外付けのHDDを買い足すなどという煩わしさからは解放されます。

メモリーは16GBまで

メモリーは、8GBを2枚まで搭載可能。Windows10でも十分に対応可能です。かなりハイスペックを要するソフトでも対応します。

実際に使ってみて、NUC5i5RYHが良かった点

消音構造

実はNUC5i5RYHはファンレスです。従って音がしません。キーボードのすぐそばに置いていますが、音が聞こえないのです。たとえば、音声入力などをする場合パソコンのファンの音を拾ってしまい、ソフトが誤作動するという話をよく聞きますが、NUC5i5RYHの場合はその心配はないです。パソコンの脇にマイクを置いても雑音を拾うことはありません。ともかく静かです。

熱くもならない(写真:側面(排気口))

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ファンレス構造だと、心配になるのは熱です。そのためにNUC5i5RYHでは、内部の機器は熱を発しない部品を吟味されています。側面に排気口があるので、その周りの風通しを良くしておく程度のことで、長時間使用しても熱くなることはまずありません。せいぜいノーパソ程度。安心です。

ともかく軽いので持ち運びが楽

NUC5i5RYHはデスクトップパソコンでありながら、本当に軽い
カメラ用の小型のソフトケースを購入し、それに本体、電源、マウスを詰め込み、小型のキーボードと一緒に鞄に入れてみると、12インチのパソコンを持って行くより全然軽いです。しかもコンパクトでかさばらないし、そして家と全く同じ環境で外でも使えます。(保存されているデータをそのまま持って行ける)

もちろんモニターがないのですから軽くて当たり前ではありますが、NUC5i5RYHはHDMI端子がありますから、出先にデジタルテレビがあればモニターとして使えます。オフィスとの家の間で、それぞれにモニターを用意しておけば、快適なパソコン環境を維持できます。
それに最近は10インチ以下のモニターであれば、それなりに安価に購入できます。最近ではRaspberry Piという教育用の小型パソコン用の商品が、通販でよく出ています。

サポートが充実

最初はあまり期待していなかったのですが、実はインテルのサポートはかなり充実しています。まず電話がつながりやすいし、結構専門的なことでもちゃんと答えてくれます。さらに、OSの導入やら、ドライバーのダウンロードやら、初歩的なことでも手取り足取り教えてくれます。結局大手メーカーのサポートより親切なくらいで、とても助かりました。

保証が充実。

NUCは、メーカー保証3年です。
自然故障の場合、3年以内なら、サポートに連絡し、指示通りに本体を送り返すと、代替品を返してくれます。日本では修理ができないため、本体ごとの交換になります。最近Bluetoothが壊れたので問い合わせたところ、発送からだいたい1週間前後で代替品が戻ってきました。対応も親切でわかりやすかったです。

実際に使ってみて、NUC5i5RYHの悪かった点

ドライバーの導入には準備が必要

おそらく初めてNUCを手にした人が戸惑うのは、ドライバーが一切入っていないことでしょう。実はドライバーもインテルのHPからダウンロードしてインストールする必要があります。しかしドライバーが入っていないNUCではネットにアクセスすることもできないので、事前に他のパソコンでダウンロードし、USBメモリーなどに納めておく必要があります。(NUCはインターフェイスはUSBのみで、ドライブなどはありません)

インターフェイスは要確認

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NUC5i5RYHでは、USBが4つ、ミニHDMI、ミニディスプレイ、有線LAN、無線LAN、ヘッドフォンとマイクの兼用ミニプラグ、無線LAN、Bluetoothとなります。

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デフォルトでは、インストールにはUSBしか使えません。また最近のモニターはHDMI端子がついているものがほとんどですが、古いモニターを使おうとすると、接続可能か事前に確かめた方がいいでしょう。

小さすぎるので軽すぎる

配線をたくさんつなぐと、本体が小さく軽いので、動いてしまいます。その点は気をつけた方がいいです。ちなみにモニター裏に接続するためのプレートやねじはついていますので、このあたりを利用して、固定することも可能でしょう。

まとめ

以上NUC5i5RYHでした。価格はメモリーやストレージとモニターも加えて、だいたい10万円は行くでしょう。同じスペックのノートパソコンが買えます。ただ、同じスペックのノートパソコンより、NUC5i5RYHの方が良い点もあります。それはやはり自由度でしょう。
モニターやキーボード、マウスなどにこだわりがあり自分が気に入ったものを使いたいと思う人には、それらが付属してしまうメーカー製のパソコンは無駄の多い商品でした。その点で、NUC5i5RYHは最適です。また、小型パソコンとしてのベアボーンは他メーカーでも発売していますが、スペックの高さは、NUCがダントツです。動きに安定感もあり、満足しています。