1年使って見えたMacBook(2015年モデル)をレビュー!

MacBook

MacBookはMacの中でも一番モバイル性の高い位置づけの製品として扱われていますが、今回は昨年発売された薄型レティナディスプレイになった初代MacBookの使用レビューをしたいと思います。

2015年の発売当初に予約購入してちょうど1年間使い続け、いいところも悪いところもわかり始めこなれてきたところですので良いところ、悪いところをピックアップしてご紹介!

折しも2016年5月にマイナーチェンジされたMacBookが新色と共に発売されたばかりですが、CPUやSSDのパーツ単位でのマイナーチェンジのようです。おそらく新旧で通じる部分も多くあると思いますので新しく購入される参考になればと思います。

使用しているMacBook(2015年)の基本スペック

MacBook-spec

CoreMプロセッサ1.3GHz、SSD512GB、メモリ8GB、12インチレティナディスプレー、Wi-Fi802.11ac対応、カラーはスペースグレイとなっています。

はじめに言っておきますと筆者はこのMacBookがかなり気に入っています。プロセッサの性能こそ目につきますが、モバイル性を一番気にする自分の使い方にマッチしていて1年間使用しましたが致命的な問題はなく大変満足しています。

前に使用していた2011年製のMacBookAirは必要な時だけ持ち歩いていましたが、MacBookを購入してからはどこに行くにもかばんに入れて持ち歩いています。ちなみに、Apple製品をiPhoneはじめ何台か持っていますが今まで保守には入ったことがありませんでした。そんな筆者が今回初めてAppleCareに加入したことも付け加えておきます。

MacBook(2015年)のメリット

薄い、軽い、バッテリー長持ち

MacBook-battery

MacBookのよいところは何といっても可搬性の良さ

これにはいつも恩恵を受けていると実感します。重量は0.92kgと軽量で、厚さは最厚部でも1.31cm、形状は楔形をしているので物理的なモバイル性は抜群です。

日常的にかばんにiPadAir2と共に入れて持ち歩いていますが、保護ケースに入れた状態でもかばんの中のPCを入れるポケットにiPadAir2と共にすんなりと収まります。

重さも1kgを切っているのでかばんに入れてしまえば苦になりません。さすがにiPadと合わせて一緒に持つとグッときますが、持ち上げられないほどではありません。
作業中にちょっと移動させる際にもこの軽さは実感できます。例えばMacBookを膝上で使用していて足を組もうと持ち上げる際、左手でMacBookの左端を掴みますが軽いのでヒョイと片手で気軽に持ち上げることができます。購入して1年たった今でもMacBookを選択してよかったと思う瞬間です。

バッテリー持ちがとても良い

バッテリーの持ちもとても良いです。公称値で9時間ですが実際にそれくらいは持ちます。

日ごろの使用方法としてそれほど重い作業はしないからということもありますが、やはり一日持ってくれるのは電源の確保の心配をしないで言い分心強いです。

物理ボタンのないトラックパッド

MacBook-trackpad

これは最新のMacBookProでも搭載されている機能ですが、MacBookのトラックパッドには物理ボタンがありません。代わりに感圧タッチトラックパッドが搭載されています。これは物理ボタンではなく疑似的にクリックを振動によって再現するものです。

この機能のよいところはクリックする場所を限定されないところです。今までトラックパッドではトラックパッド手前の裏面に物理ボタンが仕込まれていましたので、クリックする場合はトラックパッド手前の左側、右クリックの場合は右側というように物理キーのある場所を押さえる必要がありました。

それが圧力感知センサーに変わったことでトラックパッドのどの位置でもクリックできますのでボタンの位置に縛られることがなくなりました。

筆者はテキスト操作を行うことが多いですが、広範囲の選択の際に指を無理に曲げなくても操作できるようになって助かっています。

一度この感圧タッチトラックパッドに慣れてしまうと前のトラックパッドには戻れなくなります。実際自宅には2011年製のMacBookAirがありますが、久しぶりに触るとボタン位置の固定されたトラックパッドでは操作しづらかったです。

今や当たり前のRetinaディスプレイ

MacBook-retina-display

やはりRetinaディスプレイは綺麗です。MacBookのディスプレイ解像度は2304×1440で、スケーリングを標準の1280×800で使用しています。数字の差の分だけピクセルの余裕が生まれますのでより精細に映し出すことができます。

今やスマホでは当たり前になりましたが、やはり表示される画像や文字が精細になるだけでこれほどうれしくなるものかと実感します。逆に未だ標準構成の我が家のWindows端末を見ると悲しくなってしまいます。ただ、そのギャップにも慣れ始めているのですが。

Macbook(2015年)のデメリット

トラックパッドの反応がイマイチのときも

trackpad-reaction

トラックパッドの反応感圧タッチトラックパッドは素晴らしい機能であることはすでに述べたとおりですが、残念ながら反応がいまいちの時がしばしばあります。簡単に言えばクリックしたのに押されていないことになっているということです。

例えばWebページを閲覧している際にリンクをクリックしたにもかかわらずこの問題のおかげでページが表示されずもう一度クリックしなおさなければいけません。この問題のたちの悪いのは振動によるクリックのフィードバックがあるにも関わらずクリックできていないことです。

フィードバックがなければ「クリックできなかったのかな?」とすぐに気づくこともできるのですが、振動フィードバックが反ってきているので操作がキチンと出来ていると思い込んでいるため、ミスに気付くのに遅れてしまうことが多いのです。

この問題は小さいことですがプチストレスを感じます。ただしOSのアップデートで修正される可能性が高いと思いますので気長に待ちたいと思います。

薄くしたことへの弊害

MacBookの特徴である薄さは最高でモバイルにはもってこいなのですが問題もあるようです。

MacBookをしばらく使用していると画面中央に横長の線が出てくるようになりました。別に故障しているとかではなく原因は単なる汚れです。MacBookはとても薄くて持ち運びやすいのですが、限りなく薄くしているためMacBookを閉じた際にキーボードのキートップが画面に擦れてしまうようなのです。特にかばんに入れて多少圧力がかかると汚れやすいようです。

大した汚れではないのですが画面がグレアタイプの光をよく反射するディスプレーですので、光の反射の違いでよく目立ちます。画面を拭けばすぐに取れますので大きな問題ではないですが、快適に使用するためにはこまめに拭きとる必要があり神経質な人にとってはちょっと苦痛かもしれません。試してはいませんが、画面の保護シートを貼れば問題は軽減するかもしれません。

USBポートは1つだけ!

usb-port

拡張ポートが非常に少ないところも不満なところです。
少ないという表現よりも、使用できるポートはUSBType-Cが一つとヘッドフォンジャックが一つ、この2つしかありません。

これも薄さ故なのかもしれませんが、これでは少なすぎではないかと思います。しかもUSBポートは充電するためのポートと兼用です。つまり標準で同梱されてくるUSB充電アダプタを使用して充電しているとUSBポートが埋まってしまい何一つUSBデバイスを使用できないということになってしまいます。

実際出先でUSBメモリを使いたいのに充電中でわざわざ差し替えて使用する場面が何度かありました。もちろんUSBハブを使用すればこの問題は回避できるのですが、別途お金を出して購入して荷物を増やすのははたして薄さと引き換えに受け入れることなのだろうかと考えてしまいます。

MacBook(2015年)レビューまとめ

さて、良い点と悪い点に分けていくつかと使用感を紹介してきました2015年版のMacBookですが挙げていくと他にもたくさんあります。キーボードが意外と使いやすいだとか、インスタントホットスポットを何とかしてくれなど。しかし総じてとても満足しています。

不満点はストレスに感じますが、致命傷ではなく我慢できる範疇だからです。

物理的な問題以外はおそらくOSのバージョンアップで修正されていくことだと思いますので今後に期待したいと思います。

人によってはマシンパワーがネックになることはあるでしょうか、初めにも触れたとおり2016年5月にCPUやSSDを強化したマイナーチェンジ版が登場していますので、2015年版よりは快適に使用できるようになってきていると思います。それほどヘビーな使用はしないという方は一度検討されてはいかがでしょうか。