パナソニックライカ25ミリF1.4は秀逸レンズ

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パナソニックのマイクロフォーサーズマウントOLYMPUS DIGITAL CAMERA

標準単焦点レンズ LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH H-X025 を最近買ってメインレンズとして使っているので、ここではその使ってみての感想を良い点悪い点に分けて紹介します。

LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH H-X025の良い点

開放F値が明るい

まず最大の特徴として開放F値がF1.4と飛びぬけて明るいことです。これによって大口径レンズらしくレンズに取り込む光の量が非常に多いので、夜や室内などの暗いところでもシャッター速度を遅くすることなく明るく映すことができます。このレンズを買った後は、カメラを買ったときに付いてくるキットレンズで、室内の動きのあるペットや、屋外の薄暗い景色などを撮影するとぶれてしまって失敗していたのは、自分の腕というよりレンズ選びに妥協していたからだと気が付きました。

背景をぼかせる

開放F値が明るいことが影響していますが、他のレンズと比較してダントツに背景を綺麗にぼかすことができます。しかも、ピントが合っている部分とぼけている部分の境目がシャープなので、公園の木の前に立っている人のポートレイトを撮影すると、まるで木々の緑の中から人物が浮き上がっているかのような立体感を表現することができます。しかも、特別なテクニックを使わなくても自然にそうなります。実際に目で見るよりもはっきりした立体感なので、写真ならではの美しい表現ができます。他のレンズだと、遠くの木はぼかせても人物に近い木はぼけなくて、幹が汚い部分や、枯れている葉っぱが見えてしまったりしますがこのレンズではそれがないのも美しい写真を量産できる理由です。

デザインに高級感がある

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ドイツの名門ブランド、ライカと提携してライカの銘を冠しているだけあって他の現代的なプラスチックっぽいデザインのレンズと比べても、デザインにクラシカルな高級感があります。特に派手なデザインは施されていなくても、LEICAという文字列だけでも高級感を演出してくれるし、MADE INJAPANの文字も同じです。文字の大きさのバランス、配置、ピントリングの距離感などは機能性とでしゃばらないデザイン性を備えていて信頼性につながっていると思います。決して他社のレンズと価格帯は変わらないのですが、ライカブランドの所有欲を満足させてくれます。

悪い点

レンズフードとレンズキャップの使い勝手が悪い

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純正のレンズフードが付属していて、光学性能を発揮するためにかなり大きめのデザインも納得できるのですが、レンズキャップを付けづらいのが難点です。大きくて長いレンズフードの中に指先とキャップを突っ込んでキャップをしなければいけないのですが、はめづらいキャップのデザインなので失敗して持ち運び中に外れてしまったり、うまくはめようとするためにレンズに触って汚してしまったり傷をつけてしまいそうになるからです。そのため、レンズ保護フィルターが必須になり、余計な出費ができてしまいます。他社の似たような長いフードと同じように、持ち運び中はフードを逆さ付けできればいいのですが、その発想はなかったようで残念です。

作動音が少しうるさい

撮影時にピントを合わせるときの内部の手振れ補正機構や、モーターの作動音、絞り羽根が動く音が結構大きいので、屋外の撮影では気にならなくても静かな場所での撮影では多少気になります。あと、静かな動画撮影ではこの作動音は結構致命的です。総合的には、静止画を撮影するレンズとしては最高の性能で、ここまでの性能のレンズが4万円強で手に入るのは破格です。今、マイクロフォーサーズマウントのミラーレスカメラを持っていて、ステップアップを考えているなら、おそらくカメラを買い替えるよりこのレンズを手に入れたほうが劇的な作品の変化を感じられると思います。