Yahoo!プロモーション広告で売上は上がるのか!?ペットフードECサイトのプロモーションをしてみました

Businessman drawing a circle around people icons - Marketing concept
Businessman drawing a circle around people icons - Marketing concept

リスティング広告を使ってサイトの閲覧数を増やしたり売上をあげたいと思う人はけっこういると思います。

ここではYahoo!プロモーション広告を使った結果、ECサイトの売上はどうなったのかについてです。

予算は30万円

Yahoo!プロモーション広告を使う目的はサイトのブランディングではなく、売上アップに直接結びつく配信です。

購入CVはリスティングでもハードルの高いものですが、購入の可能性が高いキーワードのみを厳選した上で最大限に表示させるアカウント設計をし、結果30万円程の予算で、全体としては売上UPを十分に実感できる効果を得ることが出来ました。

なぜGoogleではなくYahoo!を選んだのか

yahooアドワーズ

1か月の期間で30万円という限りある予算だったので、Yahoo!かGoogleのどちらかに寄せてしまう方が十分な検証も出来るだろうと考えた上でYahoo!のみの出稿に決めました。

どうしてY!かというと、購入ユーザーの属性が主婦や30代~女性が多くGoogleよりもYahoo!で、しかもPCを利用して検索をするであろうと予測したからです。

また、サイトの作りがPCに強いものでスマホでの検索が見ずらいという欠点もあり、当時スマホ検索に強いとされていたGoogleは見送りにしたという経緯もあります。複数商品を取り扱っていて、検索がよく利用されるECサイトはPCの方が使い勝手が良いことが多く、リスティング出稿がきっかけでスマホ版の改良が課題として見つかりました。結果、Yahoo!プロモーション広告に決めました。

広告設定と売り上げ結果

入札単価と掲載順位

Taxes

アカウント構成(キーワード)はサイト(ショップ)名と取扱いメーカーの商品名・その掛け合わせばかりです。完全一致と絞り込み部分一致でグループを分け、完全一致が少し高くなるように45~50円で一律入札をしました。

結果、実際にはCPC45円程で2.5~3.5位平均の掲載順位でした。初動から全体のCPAが優秀だったので、さらなる獲得アップのために利益率が高い商品やCPAが合う商品キーワードのグル―プについては個別に入札単価を100円くらいまでは引き上げて掲載順位を上位掲載(1~3位)させていました。実際の検索結果の競合チェックをしながら、販売価格が劣っている場合は掲載順位を引き上げてもCVに至らないケースが多いので、競合サイトの価格も見つつ他よりも高い場合は敢えて広告文に価格を出して無駄クリックを避けるなどの細かい工夫もしていました。

リスティングで作った売上は損か得か

Euro coins isolated on white

CPA(獲得単価)は当初の目標3,000円を大幅に下回り1,000円を切る優秀な結果となりました。その要因としては、実際に他サイトよりも販売価格が安かったという点が一番CVRに寄与していたように思います。では平均購入単価を5,000円として、300件150万円の獲得は果たして利益が出るのか。

広告費30万円に対して考えると費用対効果は500%ということになります。メーカーからの仕入れ商品がほとんどのペットフードは利益率がざっくり50%程として、では残る粗利は
【150万円(売上)-30万円(広告費)-75万円(原価率)=45万円】
となります。人件費などのコストは今回省いて考えますが、売上額から見ると3割程度の粗利益は着実に出た、ということになりますね。

リスティング出稿をする目的は?

Businessman pointing at search bar on a virtual screen

利益率を下げてまでリスティングに広告費を使って売上を作るのは、サイトへの集客が必要だからです。

楽天やY!ショッピングでも、ただショップ内に掲載しておくだけではユーザーの目に触れることも少なく、満足には売れずに結局広告出稿の必要が出てきます。

 

既存の顧客は大切にLTVを伸ばしつつ、常に新規顧客を獲得し続けなければECサイトは運営していけません。今回のリスティング出稿にはGoogleやYahoo!といった一般の検索エンジンから、つまりはモール内だけでは出会えないかもしれないWeb全体の市場から新規流入の可能性が大いにありました。

 

ペットフードをネットで買うユーザーは同じサイトになかなか定住してはくれず、毎回検索をしてその都度 価格比較をする傾向が強いようです。ですので新規のみにこだわらず、既存顧客の循環ツールとしてもリスティングは有効だと感じました。リスティング広告費はその直結する売上に対してのみの見方ではなく、サイト全体の予算として管理をしていけば更なる売上アップのために「攻める出稿」にも挑戦できる可能性があるように思います。Yahoo!プロモーション広告