Teclast P1レビュー!ビューワとしてFullHDでこの値段・この性能は驚異的!

今回レビューするのは、中国製Androidタブレットの『Teclast P10』です。

以前まで私は別のAndroidタブレット『Acer A700』を主に使用していたのですが、充電端子兼用のUSB端子が接触不良を起こしてしまい充電が安定して出来なくなったため、完全に使用できなくなる前に代替品を用意する必要を感じ、似たような仕様のタブレットの購入を検討しました。

その過程でこの素晴らしいコスパのタブレットと出会えたわけですが、以前のタブレットをあまりに長く(6年!)使っていたためか、Teclast P10のあまり高くない性能にすらジェネレーションギャップに近い感動を覚えてしまいました。

しかもAcer A700を買った当時はこれでもかなり安く買えたと思っていた(約25,000円)のですが、このTeclact P10はそれより遥かに安いです。そしてスペックアップ! 世代交代! 非常に良い買い物でした!

 Teclast P10は激安ハイコスパビューワ!

何はともあれその安さに目を引かれます!私が購入した際は利用した通販サイトがセール中だったこともあり、12,000円弱でゲット出来ました!日本で新品正規ルートで同等の性能のタブレットを探すと30,000円スタートといったところでしょうか……。

中国製のタブレットというのはあまり国内では流通しておらず、大手通販サイトなどに出品されているものを買うか自分で中国の通販サイトから輸入するかくらいになるかと思いますが、国内の通販サイトから購入するといくらかマージンが発生するのであまりお得感がありません。

個人輸入をした方が数千円安く手に入ります。私も個人輸入しました。ちなみにこのレビュー執筆現在、Amazon.co.jpでは17,000円ほどで出品されているようです。

約1.5倍しますね。個人輸入でも今は15,000円ほどはするようです。セール様様です。しかし、ただ安いだけならもっと安く、10,000円を切るようなものも多くあります。ではこのタブレットのどこがハイコスパなのか?についてです。

プロセッサと画面解像度

タブレット端末の値段は主にプロセッサと画面解像度によって左右されると言えます。同じような仕様のもの2つを並べても、高性能プロセッサを積んだ方は10,000円ほどは高くなる傾向にあります。そして画面解像度がHD以下かFullHD以上かでも大きく差が出ます。

Teclast P10はFullHDの解像度

解像度がHD以下の場合、全体的な性能がかなり低いことが多いです。逆に言うとFullHD以上の解像度が欲しい場合全体的な性能が高くなり、その分お値段も高くなってしまいます。

しかしこのTeclast P10は、FullHDの解像度(1920×1200)を持ちながら他の部分は低性能にすることで値段を抑えており、ほとんどビューワ用途に開発されたような仕様のタブレットとなっています。

プロセッサ・メモリ・ストレージ・リアカメラ・フロントカメラ

プロセッサもなかなかロースペックなRockchipのRK3368というもので動作周波数も1.5GHzくらいとかなり低めですし、メモリ2GBやストレージ32GB、リアカメラ500万画素、フロントカメラ200万画素なども最低限度揃ってる、程度の性能と言えます。

しかしそのおかげで高解像度10インチタブレットが手に入るんだからここは目を瞑るべきでしょう……(^^;)。
性能が低過ぎて動作が遅くストレスが溜まる、という程低くもありませんし。タブレットのカメラなんて私は使いませんね。フロントカメラなんてシール貼って塞いでしまってます。

実は、全体のスペックがギリギリで解像度は良いタブレットというのは中国製でも数えるほどしか無いのです。
Teclastはニッチなところを突いてきますね。

 安いのに高級感漂う仕上がり

この点は購入検討時はあまり気にしていなかったのですが、いざ届いてみると凡庸な白いプラスチックの枠の前面はともかく、背面・側面の仕上がりが実に美しいのです!
背面はほぼ全面アルミでサラサラとした手触り。側面もアルミ製かつ縁はキラッと光ってアクセントになっています。

(前面を除けば)値段にそぐわぬ高級感を醸し出していて惚れ惚れします……。
ちなみに側面に各種ボタンや入出力端子が備わっているのですが、ACアダプター用の穴が空いている割にACアダプターは付属していないのがちょっと減点と言えるでしょうか。USB端子から2A充電が出来るため私はあまり気にしていませんが。

ちなみに、横長になるよう配置した時に左右下側にスピーカーが付いており、音を鳴らすと横長な分結構ステレオ感が出ます。これは動画視聴の際に嬉しいですね。私はあまり動画は見ないのですが、Youtubeなど観てみますと中々良い感じです。

 Teclast P10はの注意点は品質!

これは中国製ガジェットにはついて回る問題ですが、品質が安定しません。個体差が激しく、私のものも起動からしばらくは画面左上側に緑のドット欠けが発生してしまいます。気になる時は気になります。

また、OSの仕様上ウェブを表示するエンジンを自分で選択出来る筈なのですが、私の個体ではそれが出来ません。もしくはこのTeclast P10自体そういうバグを抱えているのかもしれませんが詳細は不明です。

日本で正規に流通しているものでそんな不良品は中々お目にかかれないでしょうが、個体によっては動作が常に不安定だったり起動できなかったりすることもあるかもしれないのです。

おすすめできるのはイレギュラーを許容できる人

こういったイレギュラーな事態を許容できる人には中国製ハイコスパガジェットはオススメ出来ます。また、最初から入っているアプリこそ少なく、メーカーの手があまり加えられていない綺麗な状態に見えますが、中国製のスマートフォン、タブレットの類いは裏で勝手に通信するようなアプリやシステムファイルが仕込まれていることが少なくなく、そういったことを気にしないか自分で対処できる人にオススメします。

 Teclast P10の使用感

かくして既存のタブレットの代替品を確保できたわけですが、代替品どころかスペックアップしているので儲けものです。
プロセッサは何世代も新しく4コアから8コアに、メモリもストレージも2倍に、OSは3代若返りました。特にプロセッサの世代がぐんと新しくなったからか、体感的に処理・反応速度など上がっています。まぁ限度がありますが。

画面解像度以外はロースペックなものなので3Dを使ったゲームの類いは多分満足に出来ないでしょう。ウェブ閲覧もサクサクスイスイパッパッパという訳にもいきません。

しかしビューワとして買ったものですので、その範疇では不満なく動作しています。動画も元々負荷が重い種類のものでなければFullHDでも余裕で再生してくれます。

また電池持ちも良く、24時間放っておいても1%消費するかしないか程です。ビューワとして文章や画像、動画を見ていても、こっちが疲れるくらい使ってようやくそろそろ充電したほうが良いかな?くらいの効率の良さを誇ります。

それと、前の端末に比べ薄く軽くなっているため持っていて疲れづらいのも嬉しいところ。若干ですがね。ハイスペックな端末に慣れてしまっているような人でなければ十分に満足できる製品だと思います。

総評

とにかく安いのにそこそこ良い! これに尽きます。購入前はその安さからあまり期待はしていなかったのですが、見直しました。ビューワ用途として、FullHDでこの値段・この性能は驚異的ですらあるでしょう。もし壊れても余裕で買い直せるくらい安いですし、本当に素晴らしい製品に出会えたものです。